駆け出しアナリストLindenの雑記帳

駆け出し証券アナリストです。個人投資家としてやっています。投資だけでなく色々なことを書いていきますコーポレートファイナンスが得意分野です。ついったー⇨http://twitter.com/Linden49606252

ファンダが価格に結びつかないのはなぜ?

前記事でネタがないとか言っておいて恐縮ですが、僕はネット民にありがちな投資をやれば金持ちになれるという願望を持っておりまして、幾らか投資をしています。


この記事ではそれについて書いてみようかなー記事内容に一貫性がないのは申し訳ない!


僕がよくツイッターで見るのが、暗号通貨リップルが好ファンダ連発なのになぜ価格が上がらないの?という悲痛な叫びです。


散々言われていますが価格はほぼ全てを織り込んでいると言って差し支えないですから、当然ファンダメンタル情報は織り込み済みと考えていいでしょう。ではリップルに限らずなぜファンダメンタルは良いのに価格が良くないという事態が発生するのかについて考えてみましょう。


まず肝に銘じなければならないのは我々は弱者個人投資家であるということです。個人的に金持ちでも投資家として個人は弱者であると考えています。

鍵を握ってくるのは一部の機関投資家の存在です。彼らは我々にない人脈を持っています。ですから個々の会社を訪問したり独自のリサーチを行うことによって我々が通常目にする以上の情報を手に入れることができます。往々にして機関投資家が市場の価格を決定していると言っても差し支えはないでしょうから我々がどんなに好ファンダを知っていたとしても、価格に大きな影響力を持っている機関投資家が我々以上の情報網を持って将来の見通しをしていてそれが悪いのなら、価格が変わらないもしくは下がって当然なのです。


勘違いというか一部の個人にありがちなのですが買い煽りに乗っかって少々物事を過大評価しているきらいがあると思っています。

一人の弱小投資家として冷静に見ていきたいですね。


ちなみにリップル個人投資家を中心として若干過大評価され気味なところがあらと思っていて、一度上げ始めるとついにリップルが!みたいなノリで一気に吹き上がりそのあと一気に下げやすいです。直近としては50円まで上がったことがありましたが、個人的に吹き上がるようなニュースではありませんでしたし、いわゆる期待上げというものがリップル投資の狙い目と言えそうです。