駆け出しアナリストLindenの雑記帳

駆け出し証券アナリストです。個人投資家としてやっています。投資だけでなく色々なことを書いていきますコーポレートファイナンスが得意分野です。ついったー⇨http://twitter.com/Linden49606252

投資とメンタル的なお話

今日はちょっと趣向を変えて、投資の手法そのものからはちょっと外れてメンタル的な話をしようと思っています。

 

誰しもが一度は投資に失敗して精神的にかなりのダメージを負うことがあると思います。当然私もそのようなことは一度や二度ではありません。

 

あの時あの銘柄に投資をしておけば…あの時あの銘柄にさえ投資しなければ…投資家の方には日常茶飯事でしょう。

 

個人的にこのようなメンタルダメージには2パターンあると考えています。

  1. 上手くやれば得られた利益・抑えられた損失に対する後悔からくるもの
  2. 自分が儲かろうがなかろうがはるかに爆益の人を見てしまって嫉妬からくるもの

 

それぞれについて私の経験も踏まえ思うことを書いていきます。

 

まず一つ目なのですが、過去には今のところ戻ることはできませんから、いくら後悔したところでお金を手にすることはできません。ですから嘆いても無駄と言われてしまってはそれまでです。失敗で嘆くような人は投資に向いてないとさえいう人もいるかもしれません。しかし、個人的に周りの人を見ての経験則や、実際に投資で大きな財を手にした人の書籍を拝見すると、多くの方が資産の大半をなくすような挫折や精神的なショックを経験しています。

 

投資の才能があろうがなかろうが誰しも精神的ダメージをうけることがあるのです!

 

ですから投資で失敗して精神的に落ち込むことを気にする必要はありません。問題はその落ち込み方にあると思います。

よく目にするのが、ストーンと価格が落ちた時に投げやりになってどうせ暴落したんだからこのままほっとくというスタンスの人です。メンタル的にもきついでしょうし気持ちはものすごく理解できます。暴落を目の当たりにして気持ちが動かない人を探すほうが難しいでしょう。しかし、そこでメンタルブレイクしてなげやりになってはいけません。僕はそのような状態になったら暴落銘柄をすべて売ってしまうことにしています。よく下がっているときには売るべきではないという投資法がありますが、それを妄信しすぎてナンピンして泥沼に落ちていく人を何人も見てきました。個人投資家の最大の武器は全ての投資をやめてキャッシュポジションを作れることです。成績が求められる機関投資家はそうもいきません。投資でメンタルにダメージを受けた時は一回すべての投資をやめてしまうのがいいかもしれないと個人的には思います。当たり前ですけど投資からくるイライラなんて投資をやめてしまえばなんでもないですからね。

 

次に二つ目についてです。一つ目と違って、自分がいくら稼ごうが付きまとってくるメンタルダメージだと思います。当たり前ですけど上には上がいますからね。

ブロガーをやっているお前が言うなって感じですけど、僕は投資に際し例えばツイッターを使っていますが、ある程度普遍的なツイートしか行っていないニュース系のアカウントや個人しかフォローしていません。個人名は出しませんがネット上には化物みたいな投資家がごろごろいて、彼彼女らがつぶやくツイートの中からかすかに光る投資手法を見つけ出すのも勉強になるとは思います。しかし、同時に忘れてはいけないのは彼らが化物だということです。僕たちの多くがどんなに頑張って投資をしても彼らは僕らをはるかに上回るリターンを平気で出してきます。そりゃそんな人たちをツイッターで見てたらメンタルやられますよ。幸いなことに一つ目と違ってこっちは回避がたやすいということです。そんな人たちを全員ブロックしろみたいな極端なことは言いませんが、例えばこれっていう人以外は視界にいれないように努力するのがいいかもしれません。

 

他人と同じことをしていても儲からないなんてみんな言っていますが、そうであるなら個人のつぶやく主観的感情的ツイートを目に入れてあわよくば参考にしようとするのも間違っていると思います。病的ですし浅いですがこれが私の投資哲学です。知らぬが仏ってやつですね。極論ですけど。

 

なにやら半分愚痴みたいになってしまいましたね。ごめんなさい🙇

今回はメンタルダメージの発生原因とその対応について考えました。

結局は自分なりの投資哲学を持つことが一番ですからこんなやつもいるぐらいの参考にしていただければ!